仲川塾第3回(後編)

仲川塾-パッケージ

サンライズグループ屈指の紙のスペシャリストの塾長が、

印刷物やパッケージを初めて作る方にも分かりやすく説明し、

パッケージのことを基礎から楽しく学べます。

〈 登場人物 〉

サンライズグループ屈指の紙のスペシャリスト塾長

パッケージの事をもっと知りたい新入社員

3時間目(後編) パッケージを組み立ててみよう!


動画でもご覧になれます

今回は実際にパッケージを組み立てていきます。

はい!頑張ります!


これが抜き加工をした状態です。
赤線は機械で糊付けされる部分です。


糊を付けて貼り合わせた後の状態です


【ピロケース】

では次はピロケースやってみよう。

はい!


ピロケースは開いて折り込むだけですよね!

ん…?硬くてなんだか綺麗に仕上がりません。


もうひとつ用意した方を組み立ててみて!

はい!わかりました!


こっちの紙は簡単に綺麗に折れました!

このふたつにはどんな違いがあるんですか?

実は”紙目”が違うんだ。


紙目には「縦目」「横目」の2種類があります。


今回のピロケースの場合は、「縦目」の紙を使用すると
折りやすく綺麗に仕上がります。

湾曲になる形状の場合には、紙目にも注意しましょう!

はい!わかりました!


【組箱】

では最後は組箱です!

工程がいくつかあるから、一緒にやってみよう!

かなり複雑そうですね…
どこから折ったらいいか分かりません。


まずは、4辺全て折り返します。

はい。


次にフラップの部分を折り込みながら、
中に入れていきます。

はい。


次に折り込んだ部分の1番下にある辺を
上に持ってきます。

はい。


反対側も折り込む作業を
同じように繰り返します。

はい。


最後に「フタ」と「身」を合わせれば
完成です!

なるほど~!
ありがとうございます。


パッケージ組み立ててみてどうだった?

また紙ごとに注意することもあるので、
色々見てみるのも勉強になると思います。

では3時間目はここまで!
次回は事例紹介です。

実際に組み立ててみて、
箱の構造についてより詳しく分かりました。
今後もいろんなパッケージにも注目していきたいです!

はい!頑張ります。